甲・乙・丙・丁、そしてその先

2020年06月15日

十干「甲乙丙丁」

昨日、ブログを書いた際に物凄く気になったので調べてみました。

昨日のブログはこちら⇒溝口6丁目新築戸建 現地販売会での出来事

 

契約書では

売主・貸主を「甲」

買主・借主を「乙」

連帯保証人を「丙」

さらに必要とあらば、その他を「丁」

 

で表すことが多いですが、その先って何なの?

という、凄くどうでもいい疑問を抱いたものですから、

この便利な世の中、インターネットでサクッと調べました。

それがこの漢字と読み方です。

 

「甲(こう)」・「乙(おつ)」・「丙(へい)」・「丁(てい)」・「戊(ぼ)」

「己(き)」・「庚(こう)」・「辛(しん)」・「壬(じん)」・「癸(き)」

 

これを十干(じっかん)と呼ぶそうです。

 

こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き

こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き

こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き

 

おいおい、ちょっと待て!!

こうが2回、きが2回、

漢字で書くと違うけども、呼び方は一緒。

もし仮にすっごい数の人が係る契約書が存在してしまった場合、

 

例)庚は貸室の一部を変更する場合、甲の承諾を得なければならない。

読み)こうはかししつのいちぶをへんこうするばあい、こうのしょうだくをえなければならない。

 

こうがこうにしょうだくをって見ればわかるけど、聞いてるだけだと意味がわからない!?

 

そもそも沢山の言葉がある中で、なんで同じ読みのものにするかな?

中国からやって来たから仕方がないのもわかるけど、そこは使う上でもうちょっと考えてよ、昔の人。

 

毛(け・もう)とか昆(こん)とか適当に書きましたけど、他にいろいろあるじゃん!!

一文字一文字に意味があるみたいですけど、正直使う上でのことも考える必要はあると思います。

 

 

因みに、契約をする際に「甲乙丙丁」を使い、私分かってますよ感で契約書を読み上げてますが、

読んでるうちにたまに「あれ?誰が誰に?」みたいなことになることもあるとかないとか。