床上浸水になった方から不動産屋へのご要望
2019年10月15日
台風19号の影響で、各地で被災に遭われた方が多くいらっしゃいます。
私の住んでいる高津区でも、通行禁止になっているところが多く、
床上浸水で悩まされている方が多数いらっしゃるようです。
そんな中、一つの連絡を受けました。
それは、部屋を整理し、リフォームする間の短期間、
家具を一時的に置く為に貸してもらえる部屋はないだろうか?
というものでした。
一般的にオーナーさん、管理している不動産屋は部屋の短期貸を嫌います。
家を建て替えるために、建て替えの工事をしている間だけ・・
など、よくあるお話ですが、大多数の不動産屋ではNGの答えが返ってきます。
私の管理している物件で、お貸しできる物件があれば良かったのですが、
無かったため、他の不動産屋さんの管理している物件に頼むほかありません。
そんな時、ふと『この倉庫、どうやって貸し出せばいいと思う?』
と以前、事務所に遊びに行ったときに話をしたことを思いだし、その不動産屋さんへ行きました。
話をすると、
『実はその倉庫は結局、オーナーさんが自分で倉庫として使い始めて、むしろ他に倉庫はないかと
足りないぐらいになってしまってるのよ』
とうことでした。
車を少しの間駐車するスペースもあり、1階で物を入れやすかったから残念↷↷↷
と思っていると、
『あ、あそこはどうだろう?もう取り壊しが決まってる建物なんだけど、そこなら短期間なら置けるんじゃないかな?』
とおっしゃっていただけたのです。
すぐにオーナーさんのところに一緒に行かせていただき、内容をお伝えすると、
『2、3ヶ月なら、取り壊すのは来年になりそうなので、大丈夫ですよ』
と、ありがたいお言葉をいただけました。
ネットにも絶対に載っていない、その地元の人間にしかわからない、
不動産屋にしか分かり得ない情報でした。
しかもたまたまその物件ではない、他の物件の話を思いだし、
そこを貸してもらえないかと話をしに行ってのことでしたので、
何が大事になるのかわからないな~と感じました。
『いつもお世話になってる高橋くんのお願いだから、なんとかなりそうで良かったですよ』
と言っていただけて、凄く嬉しい気持ちになりましたし、
日頃から損得勘定無しで付き合うことの大切さを改めて感じました。
床上浸水の際に家具の置き場に困るということを身近に起きて初めて気づかされました。
他にもお困りのことが多数あるかと思います。
出来ること、出来ないことございますが、力になれればと思っておりますので、
気軽にご連絡ください。