冬に起きやすい網入りガラスの自然割れ
2018年12月16日
防火ガラス、通称「網入りガラス」にひびが・・・、割れてしまっている・・・
なんてことありませんでしたか?もしくは、現在、ありませんか?
何かをぶつけたはずはないのに・・・
何かものが飛んできて、ぶつかったのか・・・
いいえ、ご安心ください。
こちらは自然現象なんです。
網は鉄製のワイヤーなので、ワイヤーの錆による「錆割れ」という現象があります。
これはガラス内部に入り込む雨水や結露がワイヤーにつき、錆が発生し、ワイヤーが膨張することにより
ガラスを割ってしまうケースです。
又は「熱割れ」です。
鉄製のワイヤーはガラスより温まりやすく、膨張率も異なる為特に温度差の大きくなる冬に発生しやすくなるものです。
これは誰もせいでもない、むしろ自然発生の事象なので、
賃貸契約において誰が賠償するのか、修理費用を払うのかということで問題になることが多いのが事実です。
僕、個人としてはこれは家主さん(オーナーさん)が支払ってあげるのがいいとは思いますが、
そこは管理会社さんも含めて話し合って決める必要があるかと思います。
(よっぽど偏屈なオーナーさんではない限り、交換していただけると思います)
最近ではそこをカバーするために、家財保険(火災保険)で保証の対象となっています。
ですので、オーナーさんも入居者さんも交換費を支払うことなくガラス交換をすることが出来ます。
私の会社では保証の対象となる家財保険を扱っております。
今一度、保証の対象を確認してみてください。
保証の対象ではなくても、恐れることなくまずは管理会社に連絡を。
もしくはオーナーさんに連絡をしてください。
↑写真、割れてるのがわかるかな?
伝われ~。